大地にしみる血
今日、渋谷のアップリンクで「リベリアの白い血」というニューヨーク在住の福永壮志という監督の映画を観に行ってきた〜。
何故白い血かというとリベリアに住む主人公がゴムの木からゴムを採取する仕事をしているのだけどそのゴムの原液の色が白色だからおそらく「白い血」だと思われる…
銀河鉄道999の話の中の、どこかの惑星に住んでいるおじさんが、「いつかここの土地を掘り返したらわしらの赤い血が滲み出てくるだろう」みたいな事を言っていたセリフが脳裏をよぎる。
映画の本編は元々あった、リベリアについてのドキュメンタリー映画に監督がインスピーレーションを受けてつくったらしいけど、どのシーンでも「理不尽」という言葉が頭に浮かぶ。
あの状況でも彼は誇り高く、プライドを持っていて誠実だが、やはり彼も人間。
弱く、醜い彼の姿もあった。
観終わって満足して、やはり情熱に石炭をぶち込まれた感じだ。